【簡単解説】 シェイクスピア(Shakespeare)喜劇  テンペスト(The Tempest) ちくま文庫:松岡和子訳     登場人物

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皆さんこんにちは、コレラは菌です

 

昔の本を読みたいでも、翻訳がたくさんあるのでどれを読めばいいかわからない」という方に参考になればいいと思います

 

今回は題名通りシェイクスピアテンペストです

 

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簡単な流れ

 他の訳者さんのテンペスト

 

 

登場人物 

プロスペロー

この物語の主人公

ミラノ公国の正当な君主

アントーニオのことはミランの次に好きで秘術(魔法)の研究も好き

午後にひと眠りするのが日課

アントーニオ

プロスペローの弟

プロスペローに国事を任せられて自分が本当の大公だと思うようになり、謀反に至った

お金で結託しアロンゾーの指揮下について、プロスペローを家族もろとも追放した

セバスチャンを次期ナポリ王にしようと試みる

アロンゾー

現在のナポリ

プロスペローとは不俱戴天の敵

娘を嫁がせたことを後悔している 

ミラン

プロスペローの娘

繊細きわまる

非の打ちようが無いほど完璧(ファーディナンド曰く)で、人をプロスペローキャリバンしか見たことがない

ミラノ公国を追い出された記憶がなく幼少期から孤島にいる

ファーディナンド

アロンゾーの息子

誠実でミランに恋に落ちて王妃にしたい

ゴンザーロー

ファーディナンドの老顧問で慈悲深い

孤島にプロスペローたちを置いてくとき衣服・食料を与えた

セバスチャン

アロンゾーの弟

自分の意見をストレートに言う人

シコラク

アルジェリア生まれの年寄りで妖術使いの魔女

現時点では死んでいる 

度重なる悪事

まぶたが蒼い→妊娠のしるし

キャリバン

名前の意味が野蛮

シコラスクの息子で体がまだら模様

最初はプロスペローミランから太陽についてや言葉など親切に教えてくれたが、ミランを犯そうとして奴隷同様の扱いをされる

火を起こす・薪を集めるなど色々と役に立つ

エアリエル

ニンフともいう空気の精

ニンフとはギリシャ神話では女性と表現されるが一人称は「おいら」

手下がいて自身の姿を変えることが可能

シコラスクに捕まるが命令を断り続けたため、松の幹を裂いて閉じ込められて12年間もだえ苦しんだところ、プロスペローに助けられ期限付きの召使いみたいなことをしている

他に

ステファノ― 

    賄い方(コック)

トリンキュロー 

    道化  

    ステファノーと親友で物語に沢山貢献

フランシスコー、エイドリアン

    ナポリ王国の貴族

虹の女神のアイリス(イーリス)

大空の女神のジュノー(ヘラ)

豊穣の女神のシーリーズ(セレス)

船長 水夫 農夫 

 

アントーニオの息子

1部だけ登場し、当初の構想では登場させるつもりだったのかも

変更後は書きっぱなしになったのか